七飯第1ペアリフトの支えい索交換工事を11月8日~12日に行ないました。
株式会社鈴木商会は輸送安全確保の取り組みとして、投資を行っております。
今季は七飯第1ペアリフトの支えい索交換で、はるばるスイスから届きました。
FATZER社製品で、特筆すべきは合成樹脂芯です。従来の合成繊維芯と違い、芯と固定される事でストランド同士の干渉がなくなり長持ちするんです。
① 苫小牧港から陸送で到着(マルミのドライバーさん👍)
② 函館クレーンに依頼して、25tのラフターで荷下ろし
お揃いの寅一のユニフォームで、社長も立ち合ってくれました❣
③ FATZER社の支えい索(以下索条)はピカピカです
④ 索条のジョイント現場の3号柱まで延線
⑤ 新旧の索条が1本おきに入り混じるジョイント部
⑥ 3号柱で金車を掛け、キャリアダンプで引回し
⑦ 角材にレバーブロックで、ブレーキを掛けながら送り出し
⑧ この日は暴風雨でしたが、半日で往復2,000m延線完了
⑨ スプライスの工程に入ります
⑩ 先端と終端を組み合わせます
⑪ ストランドを解いて入れてを繰り返すとこんな感じ
⑫ のしてブレードを巻いたストランドを、芯の代わりに入れます
⑬ バイスでスプライスを整形します
⑭ 脱索を復旧させて工事完了
⑮ 旧索条をリールワインダーで巻き巻き
⑯ リールをばらして番線で固定(リサイクル行きです)
⑰ 使用した資材と工具を片付け、次の現場へと向かうのでした・・・
⑱ 100時間以上試運転し、測定後に搬器付け
⑲ 虹と駒ケ岳を見ながら搬器間隔を調整
ざっくりアップしましたが、ストランドって? スプライスって何?
気になる方は索道技術管理者にお聞きください!
この記事面白いです
安全運搬安心できます